Diary

タチコマ

2008 年 6 月 29 日

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攻殻機動隊 Stand Alone Complexに出てくる思考戦車(AIの乗っている戦闘マシン)、タチコマ。最近超合金タチコマ(USBでパソコンに繋ぐと、エージェント化してディスプレイに登場するという、なんとオタク向けな代物)が出て、それが欲しかったのですがちょっと高いのでプラキットを作ることに。やっぱり作る方が質の高いもの得られるしね。好みに改造できるし。というわけで、waveから出ているプラキットを探すものの、模型店では見つからない。何度も品切れになっててたまーに少し再生産してるみたい。たまたまつい先週それがあったみたいで、いろんなネット通販に在庫が顔出してました。お一人様1個まで見たいな感じで。「でじたみん」というホビー系通販サイトで1人3個まで大丈夫だったので買ってみました。通販は送料かかる分、多めに買いたくなりますよね。それにタチコマはバリエーション作って並べたいんですよーーー。

まぁ、とりあえず息抜き程度ということでサラッと仮組みしてみました。フォルムはまぁ、いいんだけど、関節とかちょっと気に入らんなー。合いが悪いという評価が多かったこのキットだけど、その点は全然問題ないと思いました。バンダイの一昔前のキットに比べると全然いいくらい。

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このwaveのキットの事をネットで調べていると、バンダイのガンプラはやっぱり出来が良かったと気付きました、という話がちらほら。バンダイは今でこそ出来の良いキットを出しているものの、昔は合いが悪いしディティールもぬるぬる、エッジも出てないわで、タミヤの戦車を作ってた自分としては、タミヤよりは遅れていたという先入観があるわけで。ぜひともタミヤのキットを作ってみて欲しいなー、と切に思いました。まぁ、タミヤにバンダイのような可動のあるキャラキットを作れるかどうかというと、難しそうな気もするので、単にジャンル違いという話でもありますが。たぶんバンダイがスナップフィット・色プラが設計の基本になっている以上、柔らか目のプラを使っているわけで、その所為で、より特殊な成型技術が必要だったのかもしれないですね。逆の気もしますが。分からんですが。今のバンダイはタミヤに引けを取らないすばらしい技術を持っていると思います。

まぁ、海外のスケールモデルメーカーではズベズタとかイタレリとかとてつもなくまずいキットばかり作ってたりもして、それと比べるとほんと、国産キットは遥かにレベルが違うんですよねー。ディティールぬるぬるでパーツなんかまるで合わない。さらに輸入によるダメージで変形なんかしてるともう最悪(湯せんで直せますがw)。それらのメーカーの最近のキットは見てないので、レベルアップしてるとうれしいなー、と思います。

話を戻して、タチコマのキット。入らないパーツがいくらかあったのは多少なり閉口しましたが、まぁ、削って調整くらい、プラモデルじゃ当然のことですし。ディティールがいろいろ違うところがあるので直したいなー。ダボ裏の肉ヤセも多少あるみたいですね。仕方ねえ仕方ねえ。概ね、よく出来た良いキットです。たまーに手を入れつつゆっくり完成させようと思います。

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