Diary

世界遺産を大量に解体

2006 年 7 月 19 日

で、例のバイトですが、今日は書店で見かけるDVDや工作キットなどを主体やオマケとする部類の分別が主でした。多かったタイトルは「X-FILE」「24」「世界遺産 DVD COLLECTION」など。どれもDVDのトールケースを小冊子と共にパッケージしたもの。

解体の工程は画像のとおり。まず、本体をバラします。ポリのトレー・DVD・表紙・小冊子の4つに分かれます。表紙と小冊子を別にするのは、表紙がPP加工の類(表面にビニールでコーティングしてある、ツヤツヤの本や逆にマットな質感の本などの表紙で多用、R25その他でお馴染み)を施されているためです。また、小冊子の中に、稀にシールがセットされていることもあり、これも分別しなければなりません。同じく表面がコーティングされているためでしょう。これらの紙は、再利用が難しく、装丁のこだわりに使われる一方、問題にもなっているようです。

で、分別されたDVDの方。これまた分かれて、DVD・表面のビニール・ジャケット・ケースの四つ。DVDはその後粉砕されてゴミだか再資源化だかされるようです。以外なのはトールケースの表面のビニール。ジャケットのためにある、ケースにヒートシールされているビニールです。なんとアレも分けなければなりません。CDに比べて、ジャケット(特に裏面ね)が非常に扱いやすいのがDVDのトールケースの特徴ですが、まだ進化の余地があるように感じました。

まぁ、というわけでね、世界遺産を解体するのに、本体とDVDの解体の2段階を踏まねばならず、なおかつそれは8つのゴミになる。すごいよね。信じられない。これが毎日のように、書店から大量に返品されてくるのだ。すごい国だな。ここは。

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